遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。皆様のおかげで今年も無事に新しい年を迎えることができました。清澄白河に病院が出来てから、2年が過ぎようとしています。今月より、少しずつですが大嶋も診察に戻ってきました。今年1年は皆様に様々なもので還元できるようにしていきたいと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。
年末年始はあっという間に過ぎてしまいました。
当初の予定では、年末の大掃除から始まり、年始は親戚への挨拶の予定でした。年末の大掃除はまず順調でした。しかし、年始より予定がガラッと変わってしまいました。1月1日の朝もいつも同じご飯を二人の子供達は食べる予定でした。ところが長女が全く食事に手をつけません。それどころか、食事中に泣いてしまいました。長女は次女と異なり、食欲旺盛なのです。食べないなんてことはあり得ないんです。これは何かがおかしいと思い、念のため熱を測ってみると
なんと38.3度!発熱しているではないですか。
これは大変と布団で寝かしつけ、しばらくたった頃、なんと今度は吐き気がみられました。元旦なので、救急病院へ行き、念のためインフルエンザの検査もしましたが、陰性でした。胃腸炎と診断され、十分な水分補給とともに、解熱剤と整腸剤を処方されました。診察を終えて戻ってきたら夕方3時でした。吐き気はみられないものの、下痢が始まり、非常に辛そうでした。これまで、夜鳴きが酷すぎて苦労するということはなかったのですが(と言っても、産後間もない頃は一緒に生活していなかったので分かりませんが)、
この日はこれまでで一番凄い夜鳴きでした。
どうしたら良いのだろうかと思わせる夜鳴きで、最後は泣き疲れて寝てしまいました。どうやらお腹が痛いようで、泣き止んだ後におむつを替えてみると下痢をしていました。長女の体調不良のお陰で、今年は新年の挨拶回りがなかったことから、お家で家族ゆっくり、箱根駅伝を見ていました。青山学院大学の強さに圧倒されましたが、不思議と学生さん達が楽しそうに走っているように思えたのは自分だけでしょうか。長女の胃腸炎は徐々に回復していき、5日頃にはほぼ健康な状態へと戻ったのですが、なんと入れ替わりに奥さんが胃腸炎になってしまいました。
子供に比べて大人が感染すると症状が酷くなるのか、
朝方が問題なかったにも関わらず(と言っても、朝から気持ち悪かったそうですが)、夕方には布団から起き上がるのが辛そうでした。自分が帰宅したのが、病院の診察時間外だったことから、長女と同じ救急病院へ受診したところ、同じ診断を下され、解熱剤と整腸剤が処方されました。症状の出始めた頃はやはり下痢が重度で、何度もトイレに行っていましたが、何とか数日で回復してくれました。
風邪というのは人に移すと治るなんて話を聞きます。
自分は仕事も始まり、普通にこなしていました。体だけは丈夫と自負しており、今回も胃腸炎なんてうつるわけがないと何となく思っていました。ところが、一昨日の朝からなんとなくむかむかし始めました。長女や奥さんをみていると、当初は発熱がみられることと、気持ちが悪いときには食事を食べることができていなかったことから、むかむかしていても、普通に食事を取ることができる自分は何でもないのだと思っていました。ところがどっこい、昨日の明け方から急にお腹が痛くなりました。出かけるまでは1回程度のトイレで済んだのですが、何とその後が大変でした。
10分おきにお腹が痛くなり、何度もトイレへ駆け込みました。
トイレに座ると無意識のうちに出てしまうくらい、水下痢でした。もうビックリするくらいトイレットペーパーとトイレの水を使用したと思います。あまりの頻度でお尻も痛くなってきました。午後には少し落ち着いてきましたが、それでも水下痢は変わりませんね。人生でこんなに下痢をしたことがなかったので、ビックリでした。自分が幼少時の頃から、このような胃腸炎ってあったのでしょうか?ほんと油断すると勝手に出ちゃうほど酷い下痢は初めてです。
ところでもう一人、次女はというと、今朝も普通に元気でした。
一緒に生活をしていながら、吐き気や下痢は全くみられず、ご飯を全部食べて、遊んで、いっぱい寝て、1歳児にも関わらず、正月太りをしているようなまるまるとした顔つきになっていました。最近、アンパンマンが大好きで、丸いものをみると何でも「あんぱん!」と言っています。よっぽど自分の顔があんぱん!になっているのにね。
自分はというと、胃腸炎にも関わらず、お腹が空いています。
お腹のことを考えると、飲み物や食事は優しいものを摂取した方が良いに決まっています。皮膚科医になる前には、日常診療の中で、胃腸炎の犬や猫を診察していましたが、その際には1日程度絶食し、翌日より消化性の良い食事を1/3程度の給餌量から始めていました。自分はお腹を壊していても、何を食べても大丈夫!と勘違いしています。大のコーヒー好きの自分は多少のむかつきがあっても、コーヒーを飲みたくなくなることはないんです。今回も朝、少しだけお腹を壊していたのですが、
コーヒーを飲んでしまいました。そうしたら物凄い勢いで
下痢が始まりました…。勿論、丁度悪化した時間が一緒だったからもしれません。しかし、今回は懲りました。お腹を壊しているときに刺激のあるものを食べてはいけないのだと。でもなぜでしょうか。こんなときだからこそ刺激のあるものが食べたい!カレーが食べたい!ちなみにカレーは香辛料が医食同源でお腹を壊しているときにもいいかもと思い調べてみましたが、やはりダメだそうです。当たり前ですね。
早いもので、すでに1年のうち1週間が過ぎました。ゆっくりしているとあっという間に1年が終わってしまいそうです。11月より新しいスタッフも加わり、今月より大嶋も戻ってきたことから、今まで以上にペースをあげて、新しいことに取り組んでいきたいと思います。