6月1日と2日、診察を休ませてもらい、人の皮膚科の学会に
参加するために広島へ行ってきました。学会は非常に多くの参加者で溢れかえり、どこの会場も満席ですし、いつ参加しても規模の大きさにビックリしています。もちろん学会の内容も充実しており、非常に有意義な時間を送ることができました。
広島と言えば、お好み焼き!
ということで、美味しいお好み焼きのお店に行ってきました。大子供の頃も自宅でお好み焼きをする機会がありましたし、縁日などでお好み焼きも食べましたが、やはり本場のお好み焼きとは全然違います。大阪や広島のものが、お好み焼きだとすれば、子供の頃に自宅で食べていたものは、小麦粉焼き、ソース付けでしょうか。キャベツと豚肉が入っていましたが、ふっくらはしていませんでしたし、もちろんそばも入っていませんでした。でも幼少時は、ソース味のこのお好み焼きが好きでした。
広島のお好み焼きは焼きそばが入っていますが、こちらに来て、驚いたのは焼きそばの代わりにうどんをいれることもあるそうです。うどん入りも美味ということで、広島の人達は結構注文されるそうです。うどんも食べたかったのですが、今回はまさに広島のお好み焼きを食べたかったので、焼きそばにしました。大阪のお好み焼きも好きですが、広島のお好み焼きも美味しい。甘めのソースにキャベツと焼きそばのバランスが非常に絶妙です。お好み焼きの両面がパリッと焼き上がっていて食感も最高でした。日中暑かったこともあり、お好み焼きにビール!最高です。さらにお店の名前がついている卵で焼きそばをくるんだお好み焼きも注文しました。中身は焼きそばだけではなく、キムチも入っていました。甘めのソースで味付けされた焼きそばとキムチの相性がバッチリです。
さらにウニホーレン?なんだそりゃ?
なんとホウレンソウのバター炒めの上にウニがどっさりのっているではありませんか。ホーレンソウの上にウニですよ。意味が分かりません。北海道に長いこと住んで、ウニを食べる機会はありましたが、新鮮なウニはやっぱり寿司かドンブリですよね。炒めたホウレンソウの上にウニをのっけるなんてそんな発想ありません。広島では有名みたいです、ウニホーレン。実際、食べてみると美味しい、箸が止まりません。そしてビール、素晴らしい。少し遅れて広島在住の先生方も合流し、さらに注文!肉の鉄板焼きにお好み焼き。
そしてレモン味の焼きそば。
知りません、レモン味の焼きそば。これまた初めてですが、さっぱりしていて美味しかったです。このときはレモンサワーでした。レモンにレモン。良い感じです。7時から始まったのですが、何と11時までお好み焼きのお店にいました。学会のことをすっかり忘れてしまうくらい(忘れてしまったかもしれません)、良い感じに出来上がり、楽しい時間を送ることが出来ました。
学会は2日間で土曜日の夕方に切り上げて空港へ向かいました。
少し早い時間に空港へ到着し、さて東京へ向けて帰ろうと思ったら、予定時間より出発時間が30分遅くなるとのこと。飛行機だからしようがないかと思いながら、空港でゆっくりした後、いざ搭乗。広島から羽田までは約1時間なのですが、あと20分で到着となったところで緊急事態発生!CAから羽田空港で緊急事態があり、滑走路が一時封鎖、そのため
燃料がないこの飛行機は名古屋国際空港に降ります、
だそうです。なんと!この時間に名古屋。翌日は朝から診察があったので、朝一の移動で間に合うのかを急いで確認し(最近は飛行機のなかでインターネットが接続できるので非常に便利ですね)、とりあえず間に合いそうなのでほっとしました。ところが名古屋国際空港に到着しても、しばらくこのままでいて下さい、というアナウンスが流れ、しばらくそのままで待っていたところ、
燃料を補給し終わったらこれから羽田に向かいます
ということ。時間はすでに9時30分を過ぎており、これから燃料補給が終わって羽田空港ですか!?今度は羽田空港から自宅までの最終電車の確認をして、何とか間に合いそうなので、少しほっとしながら待っていました。結局、羽田空港への到着は11時30分近くとなり、帰宅が出来ない方も結構いたようです。疲れていたのでしょうか、この日は客観的というか比較的このような事態になったことを少し楽しんでいましたが、お客さんのなかにはスケジュールの問題なのか、焦っている方もおり、そのような状況でのCAの態度は素晴らしいものがありました。そのような質問をしても、CAが分かる訳ないでしょうということに関して、丁寧に対応しており、相手の立場になって接しているその態度は勉強になりました。勿論、CAの方々みたいに綺麗な容姿にはなれませんが。
うちのお嬢さん達は、やはり女の子、最近はますますしゃべっています。
この年齢の子供達の暗記力は本当に目を見張るものがあります。こんな言葉誰が話をしていたの?なんてことは普通です。暗記力の良いこの年齢のときに、英語やスペイン語、さらに中国語など、さまざまな言語に触れると良いのかなと思いながらも、こちらの都合でどうしてもテレビを見せてしまいます。そうなるとアンパンマンやおさるのジョージになってしまいますよね。ですから、子供達にとって不都合なことがあると、「アンパーンチ!」です。こちらは「バイバイキーン」と答えてあげなければいけません。
先日、家族で近所の公園に行きました。ごく普通の公園
です。彼女達にとってはごく普通の公園がすごく楽しい。砂場もそうですし、ブランコもそうです。シーソーも乗ると非常に楽しそう。大人になってからブランコなんて乗ったことが無かったので、一緒に乗ってみると、これが結構気持ち悪い。
あっという間に酔ってしまいました。
どうやら三半規管が大分弱っているようです。子供の頃には普通にしていたデン繰り返しも、大人になってすることもありせんし、普段から三半規管を鍛えていないとダメみたいです。 お嬢さん達は非常に楽しそうで、もう良いかなとブランコからおろそうとすると悲しい顔になります。滑り台とネットが張り付いている遊具があり、二人は滑り台を降りてきて、楽しそうにしています。見ていると落ちるのではないかと怖いのですが、彼女達はべつに普通だけどと、勢いよく滑り台を降りてきます。ブランコもそうでしたが、滑り台でも遊んでいる仕草をみているとどうも運動神経に差がある気がします。長女は運動神経が良いようで、何でも無難にこなしますし、滑り台も普通に降りてきます。ブランコも普通に座って、ときに自分で漕いでいるのではと思うときもあります。しかし、次女は少し微妙です。滑り台も足でブレーキをかけながらニコニコ降りてきます。ブランコも座り方が何となく微妙です。先日の滑り台はネットがついており、それを登って上まで登れるようになっています。長女はネットを見つけた途端に登り始めて、なんとあっという間に上まですいすいといってしまいました。このようなことも普通に出来るようになったのだと、ちょっとした成長に驚きました。次女も長女の真似をして、ネットに手をかけて、1つずつ上に登って行きました。半分くらい行ったところでしょうか、次女の動きが止まりました。しばらくそのままだったのですが、こちらを見て、
「デキない」
って言うのです。このとき、やはり次女は長女に比べて運動は得意でないのかもしれないな、と思うことより先に、いつ「デキない」なんて言葉を覚えたのかが驚きでした。それにこのような状況で普通に使っていることも不思議です。日常生活の様子をみていても、ちょっとしたことから、長女は普通の女の子、次女は発想豊かな女の子のような気がします。運動は普通、でも違うことに興味を持ってくれると良いなと思いながら、普段の言葉使いは気をつけようと思う一日でした。