暑い夏が少しずつ終わりを告げています。日中は日差しも強く、外にいるだけで汗をかきますが、さすがに明け方や夜は幾分涼しくなってきました。
二人の娘が出来てから、家族のルールとして、毎年ひまわりを見る
ことにしました。昨年の夏は二人にとって人生初めての飛行機で北海道! 千歳市のひまわり見物をしてきました。ひまわり畑をベビーカーでごとごと揺られながら移動して、ひまわりを見てもとくに感動もなく(ないと思います)、親の都合で見物して満足していました。
今年は東京清瀬市のひまわり祭りで10万本のひまわり畑を見物
してきました。時期は少しずれていたのですが、平日でしたし、前週がお祭りだったこともあり、駐車場もそこそこ空いていて、会場までゆったりと歩いて行くことが出来ました。去年とは異なり、2歳にもなると手つなぎながらも自分の足ですたすたと歩いて行きます。台風が来る前でしたが、雨は降らなかったものの、日差しが非常に強く、大人も子供もこの時点ですでに汗だくになってしまいました。
5分ほど歩いて会場に到着!10万本のひまわりは、非常に壮大な光景
で圧巻でした。二人も沢山のひまわりを見て、「ひまわり~」と言って喜んでいました。奥の方まで行くことも出来ましたが、さすがにそこまではと近くを少し歩いてみました。
当初は興味津々であちこち探索していた二人も、背の高いひまわり達に風が遮られてとにかく暑かったです。最高気温が40度の地域もあったそうで、日本全国各地で暑かった日となっていました。それでも麦茶を飲みながら、10分、15分程度でしょうか、ひまわり達に囲まれた道を歩き、もう満足出来たかなというところでひまわり畑とはお別れしました。8月のひまわりとしては圧巻でしたし、今年のひまわり見物も非常に満足できました。
わずかな時間でしたが、ひまわり見物はめちゃくちゃ暑く、喉が渇きました。
畑に向かうときには気がつきませんでしたが、帰りがけに、なんと出店があるではないですか?!それもかき氷。いろいろなかき氷のお店がありました。イチゴがいっぱいのっているお店、いくらでもシロップをかけても良いお店など。ですが暑くてたまらないこの季節はふつーが良いです、ふつーが。町内会の人が二人でやっているふつーのかき氷がありました。
イチゴとブルーハワイの二つ注文しましたが、なんと1個100円!
あと5個だからとおまけしてくれました。二人は初かき氷です。暑いこともあって、勢いよく食べていました。半分は食べたでしょうか。あっという間になくなりました。
そもそもブルーハワイってどのような味なのでしょうか?
ルーツをたどっていくと面白いことに気づかされることがあります。調べてみると、ブルーハワイはもともとカクテルだったんですね。そこから海外旅行、とくにハワイブームでかき氷のブルーハワイが誕生したそうです。
なんとメーカーによって味が異なるそうで、
カクテルのブルーハワイに相当する味を筆頭に、ソーダ風味、トロピカル風味、ピーチ風味など様々な味があるそうです。いろいろあるんですね。子供の頃はブルーハワイを好んで食べませんでした。理由が分かりました。
ブルーハワイの味が分からなかったからです。
メーカーによって味が変われば、それが好きか嫌いかなんて分かりません。ちなみに幼少時、屋台で購入する食べ物にかき氷自体もあまりなかったように思います。シロップをかけた削った氷にお金を払うということがどうも納得がいかなかったのです。じゃあ、何を買っていたのか?
水飴の中にすももやあんずが入った、すもも飴やあんず飴
を買っていました。えっ?そっちの方が安っぽいじゃんって思いました。でも自宅で水飴やすもも、あんずなんて食べませんよね。食べないものを食べたくなる!それだけです。今、屋台で売られているあんず飴を食べるかと言ったら、味が想像できるから、食べないと思います。子供の頃は駄菓子も含めて、大人が決して喜ばないお菓子を嬉しそうに食べますよね。かき氷を食べたので、あとは帰宅するだけだったのですが、何ともう一つ、楽しみがありました。
それは猿回しです。お猿さんが来ていたんですよ!
木の生い茂る原っぱで芸を見せていたのですが、日陰だったのと、
前の舞台が終わり、一番前に座ることが出来たので、楽しみに待っていました。いよいよ始まりました、ショータイム。なかなかやんちゃで、思い通りにはいかないようでしたが、頑張っているようでした。何段にも重ねられた箱の上に上がって立てるのかどうかと固唾を飲んで見ていたところ、
何と次女が急に泣き出してしまいました。
どうやら本物のお猿さんが初めてで、そのお猿さんが血相を変えてこちらをみている表情が怖かったようです。大丈夫、大丈夫と言っても、全く泣き止まず、さらにパワーアップしてしまったので、そそくさと退散、一番前の特等席が逆に怖くなってしまったのかもしれません。ダッシュをして逃げるお嬢さんに連れられて、駐車場へ向かっていたのですが、何と途中で足が止まりました。
次女が遠くからお猿さんを眺めて「ジョージ!」
と先ほどの怖さを忘れたかのように嬉しそうに見ていました。
最近は動物園も水族館も距離が近くなっていますよね。
北海道の旭山動物園がきっかけで、多くの施設が、大人も子供も非常に楽しめる環境を提供しています。でも二人はまだ無理かもしれませんね。動物園の動物達を間近に見るより、テレビで見た方が楽しいのかもしれません。アンパンマンやミッキーマウスも実物(というのでしょうか)よりも、絵やアニメの方が喜ぶ気がします。本物を楽しめるようになるのも、少し大人になった証拠なのかもしれません。今は一つずつ話し言葉が増えてきて、いつも何か話かけてくれます。動物園の動物たちを間近で見て楽しめる日も近いのかもしれません。