昨日(10月8日)は講演のため福岡へ行ってきました。様々な地域へ行かせてもらうと、その土地の食事を味わうことが出来るので、非常に楽しみです。今回は新鮮なイカを頂きました。最初は刺身で食感を味わい、その後にゲソを天ぷらにして食べました。火が通ると甘みが増し、食感も変わるので、これまた非常に美味です。ちなみに昼食は牛丼でした!子供達と一緒に外食をするとどうしてもファミリーレストランになることから、ときにラーメン!牛丼!ハンバーガー!なんてものが食べたくなってしまいます。もちろん、今回の目的は仕事で行っていますので、そちらはしっかりとこなしたつもりでいます。
先日、実家の近くにある動物公園へ行ってきました。
実家に住んでいた頃は(大学から実家を出たので30年位前になりますが)そのような動物公園はなかったのですが、レッサーパンダが有名な動物公園として休日は多くの方が来ているようです。動物公園ですし、連休の合間に行ったこともあり、多くの家族が来ていました。渋滞もあり、到着が予定より遅れて1時過ぎになってしまったことから、到着後、早速お昼ご飯にしました。ママが作ってくれたおにぎりやタコさんウインナーを食べようとしていたのですが、刺激的なものがここそこにあるので、なかなかご飯になりません。
刺激的なもの? 大したことはないんですよ。カラスやありんこです。
ありんこが列をなしていると、ずっと眺めています。いつ憶えたのでしょうか? ちゃんと「ありんこ」って言っています。最初はずっと眺めていたのですが、そのうちきゃっきゃ言いながら、なんとありんこさん達を手で潰し始めました。ありんこさん達が可愛そうだから潰さないでと言って止めさせると、一瞬分かったかのようにおとなしく眺め始めるのですが、一人がきゃっきゃ言い始めると二人とも、またありんこさん達を潰し始めました。きっと分かっていませんね。
初めて行った動物公園ですが、想像していた以上に多くの動物達
がいました。象さん、キリンさん、ミーアキャットさん、フラミンゴさん、忘れちゃうくらいいましたね。二人は初めて見る動物たちに興味を持ちながらずっと眺めていました。おそらく旭山動物園から始まった動物達の行動展示の考え方が、より興味深くさせるのでしょう。非常に生き生きとした動物達が近寄ってくるわけですから、子供達も楽しくてたまりません。
しかし、ライオンさんは怠けていますね。
仰向けになってぐーぐー寝ていました。もう少し格好良くして欲しかったなあと。毛玉も酷かったですし。ライオンさんの毛玉を取るのは多分命がけになってしまうのでしょう。野生のライオンさんはどうなっているのか非常に興味深いです。
先ほども書きましたがこの動物公園の注目はレッサーパンダ
です。現在、多くのレッサーパンダがいました。どうやら有名だった風太君の孫達がいるようです。若い孫達は元気です。二人にも「レッサーパンダ」と教えてあげると、「レッサーパンダ!」といいながら、自分達が見つけたレッサーパンダを指さしで教えてくれます。
さて風太君ですが、ちゃんといました。
小屋の中に入ってゆったりと寝ていましたが、なんとご挨拶に出てきてくれました。大分お年を召されて動きもゆったり、残念ながら立つことも出来ません。どうやら腰が悪いようです。動物達も人間も長生きするようになり、でてくる症状は同じなのですね。
想像していた以上に大きなこの動物公園では「ふれあい動物園」
という場所もありました。馬や牛、豚というなかなか動物園では見かけない動物達もいて、普段テレビなどでしかお目にかからない動物達を間近で見るとあまりの大きさにビックリしているようでした。その中でも大きなサークルの中に離されたヒツジさん達やヤギさん達に触れあえる場所がありました。
非常に興味深かったのは、子供達にお仕事をさせてサークル内をキレイにさせてしまうこと。
ヒツジさん達やヤギさん達は結構頻繁に糞をします。ポロポロと小さな糞をいっぱい。ここそこに糞をしますから、そのままにしていたら子供達が踏んでしまいます。ですが、この糞達をほうきとちりとりを持たせて子供達にお仕事として拾わせているんですよ。感心しました。ほうきとちりとりを持った子供達は非常に楽しそうに糞を集めています。ヒツジさんやヤギさんに触れあうというよりお尻ばっかり追いかけている子供達もいます。お陰で園内はキレイで、糞を踏むこともありません。糞を集めてくれた子供達に感謝し、何よりそれを楽しい作業に発想を変えた動物公園の方達にビックリしました。
はるか昔、おそらく小学校の遠足か何かで観光牧場に行ったことがありました。
そこは結構有名な動物公園で、牛が放し飼いにされていて、間近で見られるようになっていたと思います。いつ行ったのか、何をしたのかなど全く覚えていないのですが、草地が糞だらけで、ちょっと油断するとあっという間に糞を踏んでしまいます。友達が目の前で糞を踏むと、「うんこ踏んだ!」とお互いを指摘し合い、そういう自分も気がついたら靴の底は雲でベッタリ。なんてこったと草で一生懸命拭き取ろうとしていた記憶がよみがえります。今は作業を上手くお客さん達にしてもらうことで、キレイな動物公園となり、動物達も生き生きしており、非常に楽しい空間が提供されていることに感銘を受けました。
二人の娘はというと「ひつじのショーン」というTV番組があるのでヒツジさん達には非常に興味
を持っていました。こちらの都合通り動いてくれないので、ダッシュにしてヒツジさん達の毛に触れてもらおうとしていました。下のお嬢さんはヒツジさんもヤギさんも興味津々でニコニコしながら、体だけでなく、頭も触っていました。一方、上のお嬢さんはというと、全然ダメでした。ヒツジさんの近くに行くと、全く離れず、ヒツジの方に顔も向けません。強引に向けて触らせると泣いてしまいました‥。双子なのですが、全く違うこの性格に、楽しませてもらったひとときでした。