ただ今、中国の深圳(しんせん)にいます。
先月は丁度台風に重なったことから中止、代わりの日程として来ています。深圳ってどこ?という感じでしたが、中国は何度か行く機会もあり、深圳がどこにあるのか何となく分かるようになってきました。日本を出国する際には、10月にもなり朝晩は涼しくなってきていましたが、中国南部の深圳は暑かった。夜でも30度近くあり、半袖でも蒸し暑く感じました。今回は2日間の講演で来ていることもあり、観光は一切なく、夜中に到着後、講演翌日早々に帰国のスケジュールなのですが(中国はいつもそうなのです)、
中国に来て楽しみなのは、やはりゴハンですね。
これまで北京、上海、広州、また北京の隣の市などあちこちに行かせてもらいましたが、地域により中華料理の味が全然違います。単純に言うと北は塩辛い感じ、南は日本の中華料理の感じ。日本ではおそらく広東料理が主体だからですかね。ですからそのようなイメージを持っているのかもしれません。深圳は新しい町ということもあり、深圳地元の料理というのはないそうです。ですから深圳本場の中華料理は隣町である広州の料理が主体になるそうです。
1日目の夜は飲茶でした。
仕事ということもあり、食事をするレストランも吟味されていることもあって、非常に美味しかったです。日本人には飲茶は合いますね!エビシュウマイ、蒸し餃子、さらに焼き餃子などいずれも非常に美味でした。こちらの方達が大好きだという甘辛く炊いた豚足はぷりぷりしていて食感も面白く、味も最高でした。
2日目の夜は広州の隣町で有名なしゃぶしゃぶ
のお店に行きました。上海で以前食べたときには有名な火鍋のお店でしたので、そのような感じなのかと思いきや、牛肉出汁のスープで頂く、まさにしゃぶしゃぶでした。日本のごまダレのようなピーナツ味噌風味の甘めなタレにつけて食べます。ちょっと驚きだったのが、まず一番最初に食べるのが脂肪なんですよ。脂肪、本当に脂肪だけをスープにくぐらせて食べるのです。想像より脂っこくなく、どちらかというとこりこりした食感が非常に面白かったです。さらに肉だけではなく、胃袋もしゃぶしゃぶして食べます。さすが中国という感じです。先ほども書きましたが、中国は(もですかね?)北と南で食生活が異なります。高温多湿な環境で体調不良にならないよう南では多くの食べ物や飲み物のなかに漢方薬を入れているそうです。お茶にも漢方薬が入っているのにはびっくりしました。
今回の仕事は「アジアにおける教育講演」
という名目でここ数年行われている中国でのセミナーです。全くもって格好良いわけでもなく、このような機会を頂くことで、それこそ何回中国に行くことが出来ているのか、多くの地域、多くの食事、もちろん多くの中国の先生方にお会いする機会を得ています。
中国の動物病院事情は非常に目まぐるしく、数年前のことはすでに過去のこと
となっています。少なくともセミナーに参加される先生方だけではなく、実際診察をされている先生方の中心は30歳代です。中国の教育事情もあるのですが、若い先生方は非常に熱心で、51歳の自分には非常に刺激になります。時代は30代と言われているような気もするのですが、50代にしか出来ない何かを探してみようと中国の先生方と話をしていて感じました。
我が家のお嬢さん達はすくすくと
元気に楽しく毎日を過ごしているようです。先月から上のお嬢さん達はプールに行くことになりました。週1回のプール通いで、当初は水に入るのを嫌がったりしないだろうか、二人で差が出てお互いを意識しないだろうかと、3歳の娘達はきっと何も考えずに楽しむはずなのに心配をしていましたが、予想通り取り越し苦労でした。「プールどうだった?」と聞くと「楽しかった!」と言っているので、きっと楽しいのでしょう。実際プールに入っている様子を見ることができました。小さい子供達を楽しませるコツを先生方はよく知っています。準備運動もすごく楽しそうにやっています。帰宅しても時折準備運動を二人でやっているようですから、いかに楽しいのかが分かります。まだまだ「泳ぐ」というところまではいきませんが、水を楽しむことは少しずつ前に進んでいるようです。一人は運動神経は良いけれども慎重派、もう一人は運動神経どうかな?って感じだけれどもイケイケ派。顔は似ている双子ですが、本当、違うものなんだなといつも驚かされます。楽しいことが第一!何でもチャレンジして、自分が一番楽しいと思えることを見つけて欲しいものです。
お嬢さん達は本を読むのが大好きなんです。
本と言っても絵本ですし、本を読むと言ってもママが読んであげているのですが、毎晩寝るときには3冊は読んでいるのではないでしょうか。日中も時折、自分達で本を眺めています。彼女達の記憶は非常に優秀なので、ママが読んだ内容を記憶しています。6ヶ月になった下のお嬢さんも夜寝る特には一緒に本を見ています。どの程度理解しているのかは分かりませんが、目で追いかけています。お昼寝タイムのときに本を読むのですが、先日はなんと二人が下の娘に本を読み聞かせしていました。多少記憶をしているとはいえ、思い込みで適当に読み聞かせをしている娘が、おそらく言葉を理解出来ない赤ん坊が熱心に本を見ているそんな姿が、わずかですがほっとする心地良い時間をくれた気がして、最近せかせかして少し疲れていた自分が元気にさせられました。
10月はハロウィンですね。
我が家も例年同様ハロウィン仕様に飾られています。トイレや部屋にジャックオーランタンがいます。3歳の娘が「ジャックオーランタン!」なんて知っているのがすごく不思議。自分達が興味をもつことはあっという間に吸収します。我が家の恒例になっているのですが、1歳までは毎月仮装をして写真を撮っています。今月は勿論ハロウィン!3人の娘達はこのまま可愛くすくすくと育ってくれることを楽しみにしています。