気がつけば7月。1年の半分が終わって
しまいました。混沌としている世の中でも、これまで通りとはいきませんが、日常生活が少しずつ戻ってきています。午前と午後に分散登園していた幼稚園も通常通りのカリキュラムに戻っています。少しずつですが、お友達も出来ているようですし、歌やダンスも憶えて披露してくれます。これから様々な行事が開催されると思われ、もっと新鮮で楽しい時間を過ごすことが出来るのでしょう。

彼女達が通う幼稚園には通園用のバスがなく、
親が毎日、送迎をしています。自宅から幼稚園までは少し離れていますが、梅雨のこの時期、自転車での通園が困難なこともあります。そのような時は真っ赤な長靴を履いて歩いて行きます。雨って何となく憂鬱にも感じますが、彼女達には、お気に入りの傘をさして可愛いレインコートを羽織り、そしてあちらこちらに出来た大好きな水たまりで遊びながら向かうことから、楽しい時間のようです。しかし、なかなか前に進みませんね。小さな子供達にとって決して短くない距離を歩いて出かけることは、退屈と楽しさが表裏一体であり、何とか飽きさせず、嫌がらせず、目的地まで向かわせる必要があります。水たまりは飽きさせない道具の一つですが、幼稚園までの道のりにいっぱいありますし、下手をすると制服が汚れてしまいます。日常生活のなかで普通のことに興味を抱く感覚というのをすっかり忘れてしまいました。子供達と同じ目線で歩いてみたら、もしかしたら新しい発見が出来るかもしれません。
仕事での遠方への移動はほぼ100%なくなり、
6月は余裕をもって仕事ができる状況であったのですが、何と我が家が引っ越しをすることになりました。5人家族になったこと、子供達も大きくなってきたこと、物が増えてきたことなどからこれまで住んでいた部屋が手狭になっていたため、ここはと思い切って生活環境を変えることにしました。生活環境を変えると決めてから、ダラダラ探してもしようがないので、勢いで探して2週間。丁度良い物件がみつかったことから、6月下旬に引っ越しとなったわけです。
大学時代から13回も引っ越しをしているので
(想像以上に引っ越しをしていました)、引っ越しは慣れたものと思いながらも、如何せん家族5人の引っ越しは初めてなので、全く想像がつきませんでした。とにかく荷物が多い!引っ越しになると出てくるわ出てくるわ、不必要なもの。こんな服絶対に着ないでしょ(そもそもファッションに無頓着な自分は2着の衣類を着回してるくらいですから)。電化製品の箱(もちろんリサイクルに出すときにはあった方が良いのですが、多くは壊れるまで使いますから)。ずーっと使っていない食器。この食器良いなって、その場ではあれこれ想像して購入するのですが、いざ買ってみると何だか自分が思っていたのとは違っていたなんて良くあります。本なんかもそうです。どう考えてもこの先読まないだろうという本なんかいっぱい。さらに雑誌も取っておいていたりして。ゴミで出すには時間がないからと結局多くのもの達は、新居へ連れていかれるのでした。想像以上に多くの荷物なのですが、自分は仕事にかまけて奥さんが良く片付けてくれました。本当に助かりました。おそらく自分だけだったら無理でしょう。

引っ越し当日は朝8時から開始でした。
荷物をまとめた部屋はアスレチックルームみたいな不思議な空間となり、子供達は大満足。幼稚園前に一頃遊んでいました。帰宅時には新たなお家へ。全く問題ないどころか、新しい環境でさらに興奮していました。荷物は午後1時過ぎに搬入が終わったのですが、段ボールは山積みにされており、取り急ぎ必要な最低限の荷物を出して、その日は終わりました。
引っ越しから少し時間が経った頃、
二人の娘達の誕生日です。4歳になりました。誕生日パーティーは自分の仕事の都合上、後日となりました。時が経つのは早いものです。あっという間に4年が過ぎました。世の中は騒がしい状況ですが、4歳の1年間に二人の娘達がどのように成長していくのか非常に楽しみです。