年齢を重ねていくと時の流れが速くなる
とよく言われています。一般的には、幼少時は毎回初めてのことを経験する機会が多く、それにより時間がゆっくり進んだ感覚になるそうです。今の自分はどうかなと考える時がふっとあるのですが、家族や子供達と触れあう機会や仕事での様々な出来事というのは確実に新鮮なことのように思われますが、残念ながらもの凄く速いスピードで物事が進んでいるように思います。
そう、気がつけば11月になっていました。
時の流れを感じ、それが当たり前になっていることに〝我が家の住まい〟があります。我が家は上の双子が大きくなるにつれて、部屋も狭くなったこと、またコロナのこともあり、急な引っ越しをしたのが、2020年6月でした。もう1年半が過ぎようとしています。子供達は確実に成長し、それはそれはたいそう賑やかなのですが、我が家には比較的きちんとした和室があります。その和室には障子が貼られている窓があり、大人の自分としては、そのような雰囲気がちょっと好きだったのですが、
気がつけば、確実に穴が!
まあ幼少時の自宅にも障子はありましたが、あっという間に穴はあいていましたからしようがないのですが、確実に穴の数が増えていること、また見た目に少しみすぼらしいこともあり、模様のついたビニールに張り替えようということになりました。そこで子供達もお手伝い!まずは障子をはがさなければいけないのですが、その前に障子一面にお絵かきをすることになりました。子供達はお絵かきや工作好きなんですよ。自分の幼少時、確かに嫌いではありませんでしたが、こんなに好きだったのかなというくらい、お絵かき帳にはびっしり絵が描かれていて、空き箱などで作られた作品が我が家には置かれています。
そんなお嬢さん達ですので、天井まで届くキャンバスに絵を描けるというのは非常に楽しかったようです。ちなみに双子の真似をして、三女も一緒にお絵かきをするのですが、彼女は非常に面白い性格で,絵を描くのかと思いきや、鉛筆でぶすぶすと穴を開けて喜んでいました。これはこれで開けてはいけない穴をいっぱい開けることが出来る楽しみがあるなと共感していました。一通り書き終わって満足したあとは一緒に障子を剥がす作業。みんな一生歳命剥がしてくれました。障子は無事に綺麗な窓に変わり、雰囲気の変わったちょっとおしゃれな和室になりました。
10月下旬からコロナウイルス患者が急速に減少し、
まだまだ完全に日常が戻っているわけではありませんが、非常事態宣言があけたこともあり、世の中が明るい雰囲気になっています。双子達も例年行われているハロウィーンパーティーが開催されました。みんな思い思いの格好になり、お菓子をもらうそんな時間で、女の子にとっては、自分が憧れるキラキラにしてくれるし、お友達と遊べるし、お菓子もいっぱいもらえるし、と楽しいことばかり。幼稚園が終わった後に、近所の公園で集まれる方達だけ集合ということでしたが、彼女達のお友達は全員参加していました。引っ越しをしたことにより、自宅から幼稚園までは距離があり、集合場所まで帰宅して、また行ってというのは大変なので、ばあばのお家でお着替え。双子だけではなく、三女も参加OKということで、みんな思い思いの格好になっていました。みんな可愛らしくしてもらえて非常に満足!個人的には三女の格好が一番好きですが。子供達にはコロナウイルスがわかっているわけではありませんが(それでも毎日毎回きちんとマスクをしていることは偉いです)、大人も参加しているので、これまで外であっても何となく距離を保っていましたが、感染者が減ったこともあり、今年は昨年に比べてワイワイしているように感じました。その日は3人の娘達は楽しい時間を過ごし、夜もあっという間に寝付いてしました。
三女は3月生まれなのでまだ2歳なのですが、来年の春には幼稚園
に入園になるそうです。自分が幼少時、幼稚園は2年だったのですが、今は3年なので4歳から入園になります。さすがに3月早生まれだと、他の子供達との差を感じます。入園に当たってはちゃんと子供達の面接があります。お名前を呼ばれて、色や果物を指示され、当てられるか、そんな面接です。2歳なので大丈夫なのかなと思っていましたが、
案の定、彼女はいつも通りビッグな対応
をしていました。最近、彼女は名前を呼ぶとなぜか細目をして横を向いてしまうのですが(日常ではそれが非常に面白い)、日常していることは、そのまま実施され、園長先生からお名前を呼ばれると、ニコニコしながら、いつも通り、細目をして、横を向いてしまいました。さらにバナナを持ってきてくださいと言われ、果物が盛られた皿を渡されたところ、バナナだけではなく、果物全部をお皿ごと持って行きました。確かに間違ってはいないけれどもと思いながら、彼女は面白い性格だなと改めて感じましたが、こんな内容で面接に合格するのか?とも思いました。結果は合格!来年4月から、三女も新しい生活が始まります。どんどん成長していく彼女達が非常に楽しみです。
毎月このエッセイを書いていて、時の流れを感じているのですが、毎回、自分自身がやらなければいけないこと、やりたいことが、予定通りに進んでいないことに気づかされます。自分の計画性のなさだと思いますが、今年もあと1ヶ月余!とりあえず1つだけでも自分が満足出来ることを終わらせるようにしたいと思います。