11月は例年よりも暖かく心地よい
季節となりました。世の中も、まだまだ油断が出来る状況ではありませんが、少しゆったりとした時間を送りつつ、いつもと変わらない日常を過ごせるようになっていると思います。スタッフの育児で仕事の調整もあり、なかなか休みをとることが出来ず、家族とともに過ごす時間が少なくなっていますが、家族は家族で、自分抜きでの毎日を楽しく過ごしているようです。
双子の娘達は自転車に乗ることが大好き
です。時間があれば自転車にお付き合いするのですが、どうしてもたまにお付き合いする程度になっています。娘達の自転車の技術は、自分から見たらまだまだ不安いっぱいなのですが、なんと先日、幹線道路をまたいで、近所の公園まで自転車に乗ってお出かけをしていました。娘達も凄いのですが、ふらふらしている自転車で一緒にお出かけする奥さんが凄い!いやー、ほんと凄い!ヘルメットをかぶったお嬢さん達は、ふらふらしながらも一生懸命自転車をこぎながら、無事に、でも非常に楽しく公園へ到着したようでした。暖かい11月とはいえど、11月。紅葉は綺麗に色づき、紅い葉っぱをいっぱい集めて持ち帰ってきていました。公園にはすべり台など楽しい遊具もいっぱいあり、とことん遊んで、最後に団子を食べて帰ってきていました。公園も確かに楽しかったみたいですが、お嬢さん達にとっては、自転車をこいで行ったことの方が楽しくてしようがないそんな充実した1日だったようです。
今年はご近所やお知り合いからみかん
を頂くことが多いような気がします。娘達も含めて家族全員がみかんは好きであること、最近は様々な種類のみかん(正確には柑橘類でしょうが)があり、味も様々、でも非常に美味!素晴らしい季節になりました。奥さんの実家は、我が家の近くにあり、ちょこちょこ遊びに行っています、というかお世話になっています。ご実家のお隣のお家にはミカンの木があり、娘達は、そこで人生初めてのミカン狩りをしていました。お店では決して買えないような大きなミカンで、葉っぱまでつけて取らせてもらいました。双子のお嬢さん達だけではなく、三女も一緒にミカン狩り。最近はお姉ちゃんと一緒のことをしないと気が済まない三女で、ミカン片手に非常に満足気の顔をしています。帰宅後には、みんな、思い思いにみかんに顔を書いていました。双子はお絵かきが大分上手になってきています。三女もお顔と分かるような絵を書けるようになりました。思い思いに書いたミカンを飾って、大変満足。食べるのがもったいなくて、だんだんミカンはしぼんできてしまいましたが、食べることより、ミカン狩りやみかんに絵を描くことの方がきっと楽しいのでしょう。
世の中が少しずつ、普通の時間の流れ
になってくるのに合わせて、我が家もほんとに少しずつもとの生活に近づき、先日家族で外食をしてきました。5歳と2歳ですと、外食イコールファミリーレストラン、という感じですが、最近、ご近所に出来たお好み焼き屋さんに初めて挑戦をしてみました。自宅で作ったお好み焼きは喜んで食べるので、まあ普通に食べるでしょうと行ってみたわけです。このお店はお好み焼きだけではなく、もんじゃ焼きもあり、もちろん両方とも注文し、食べて頂くことにしました。お好み焼きを食べるイコール時間を楽しむって感じですよね。目の前の熱々の鉄板にお好み焼きの具が広げられて、片面が焼けるのに5分程度。じっくり待って、少し焦げた臭いが食欲をそそります。裏返し、焼き上がったら、鉄板の上でソースをかける。ソースが鉄板の上に落ちて、音と臭いがさらに食欲をそそります。できあがったあつあつのお好み焼きをはふはふしながら食べるのが、やっぱり美味しい。残念ながら、お嬢さん達にとっては、あつあつは厳禁ですのでもんじゃ焼きはもちろんお好み焼きもできたてを食べることは出来ませんでした。ですが、お好み焼きは、最後にトッピングとしてかけた青のりが好評!のり好きの彼女達には、のりの風味がするお好み焼きは自分から喜んで食べていました。外食って本来は美味しいご飯を食べることですが、彼女達にとっては全てが初めての体験ですので、新しいお店に入る、目の前でお好み焼きが焼かれる、そして違う環境のなか、家族でわいわいしながら食べる、この特別感は非常に楽しい時間だったようです。
50歳を過ぎた自分にとっては、ごくごく一部の時間
をコロナという環境のなかで過ごしていますが、5歳の娘達は人生の半分、2歳の娘は人生のほとんどが、普通ではない環境で生活を送っています。何も分からないと言えばそれまでですが、本来はのびのびとした環境のなかで、思い通りの時を過ごせるようになれるといいなと感じています。ここ最近、日本は深刻な問題になっていませんが、世界はまだしばらく浮き沈みがあるのかなとも考えています。彼女達がこれから先、彼女達らしい生活が送れるようになると良いなと思いながら日々を送っています。
2021年も残りわずかになってきました。さらに来年、娘達や奥さんも含めて村山家は新しい一歩を進み出しそうな予感もしています。皆さんも良い年をお過ごし下さい。