桜もスギ花粉も落ち着き、
1ヶ月という時間で、少しずつ子供達も新しい環境になれつつあるようです。上の二人は年長さんということで、これまでとお友達も変わりませんし、楽しく毎日を過ごしているようです。三女は1週間程度、幼稚園でのお別れが寂しいときもありましたが、今は普通に出かけています。ですが、つい先日3歳になったばかりの子供にとっては新しい環境は疲れるようで、午後までのお預かりになったものの、午後には電池切れ、みんなは遊んでいるようですが、彼女は布団で寝ているようです。体力がもう少しつけばきっと楽しい時間を過ごせることでしょう。
こどもの日、我が家の4人目は男の子ということもあり、
かぶとを飾ることにしました。4ヶ月過ぎの子供には、自分のためにと言われても分かるわけはないので、これは単純に親の満足です。先日、実家に顔を出す機会があり、親が荷物を整理していたところ、自分が子供の頃に飾っていたかぶとが出てきて、ちょうど処分しようと思っていたという話でした。4人目が男の子かどうかも分からないときでしたので、男の子と分かってから頂いてきました。正直、自分も幼少期に飾ってあったかすかな記憶しかなく、久しぶりに見たかぶとの大きさに、意外と小さいのねというか、意外と大きいのねというか、おそらく40年ぶり程度のご対面に久しぶり感をおぼえました。かぶとは自分の祖母が購入してくれたようで、ほんと50年以上前のものになります。1年に1回しかお目にかからないとはいえ、50年以上前のものがよく普通に残っているなと感慨深く見ていました。それほど大きなかぶとではないのですが、4ヶ月の子供には大きく、でも当たり前ですが、頭にかぶせて写真を撮りました。長男の自分がお宮参りに着た着物を着せて、自分が幼少時に飾ってあったかぶとをかぶせて、50年という時間は意外とあっという間だったなとちょっとだけ感傷に浸っていました。
長男は日常生活でも、お腹が空いたときとうんちをしたとき以外はあまり泣くこともなく、目が合うと笑顔を振りまいてくれるので(さすがに今回は訳分からないものをかぶせられたので、困った顔をしていましたが)、こちらの要望通りの写真撮影もばっちり!ということで、ゴールデンウィークに実施しようと思っていたことが達成出来ました。50年近く人に触れることのなかったかぶとは(正確には小学校の頃も実家には飾ってありましたが)、来年までお休みになられます。
この季節の動物病院は狂犬病予防接種やフィラリア予防
の時期と重なり、非常に忙しくなりますが、犬と猫の皮膚科は、ワクチン接種や予防を一切実施していないことから、先生方がお忙しい時期は比較的余裕をもって仕事をしています。ですので、ゴールデンウィークもそれなりにお休みを頂くことが可能であり、今年は家族全員でちょっとした旅行に出かけてみました。天気も非常に良く、宿泊施設の近所の公園に寄ってみました。そこでは鯉のぼりがいっぱい泳いでいて、子供達は大喜び。青空に泳いでいる鯉のぼりと一緒に思わず長男の写真を撮ってしまいました。公園と言っても遊具が充実している訳ではないのですが、芝生があれば、子供達は何でも遊びに結びつけて非常に楽しい時間を過ごすことが出来ます。お昼ご飯も青空の下で食べると、美味しさが増します。日常生活から少し離れた空間で、時を忘れた時間を過ごすと、心もゆったりしていきます。
今年は例年に比べると早い梅雨入りが予想されています。今はまだ心地よい気候と青空の下で子供達の遊ぶ景色を見る時間を楽しみたいと思います。