犬と猫の皮膚科

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リクルート特別企画 職場としてのDSDC
2人のアジア獣医皮膚科専門医と研修医が在籍するDSDC。
国内唯一の女性のアジア獣医皮膚科専門医である大嶋、専門医をめざして研鑽を積んでいる森、そして代表の村山。
それぞれの立場から見たDSDCという職場、仕事、互いの人物評などを本人の言葉でそのままお伝えします。
チームDSDCや皮膚科の仕事に興味を持ち、エントリーしてみようかという未来の仲間が現れることを願っています。
40’s
Yuri Oshima
大嶋 有里
プロフィール
獣医師 アジア獣医皮膚科専門医
専門医を目指して
大学卒業後、一次診療施設に就職して3年ほどたった頃、「この先、どうしよう」という問題に直面しました。
独立して開業するのが当たり前では無くなってきた頃です。何か自分に出来ることを探さないといけないと思いました。
色々と悩んだあげく、何か一つの診療科目に絞った方が自分は向いているのではないか、と考え、最も興味があった
皮膚科を選びました。当時はまだ専門医制度が完成していませんでしたが、どうせやるなら専門医に、ということで、
皮膚科専門病院で下積みをして制度が始まるまで待ちました。
いつ始まるのかともどかしい日々を過ごしながらも、レジデントと同じような訓練が長くできたことは、
私の良い経験になっています。レジデント時代は、医学部皮膚科のカンファレンスに参加させて頂いたり、
エキゾチックアニマルの動物病院で研修させて貰ったり、いずれも良い刺激を得ました。
途中、色々と辛いこともありましたが、多くの人に支えられ、専門医を取得できたと、今でも感謝しています。
「病院を作ろう」
村山夫妻とは、下積みをした皮膚科専門病院で出会いました。各々、悩みながらも、前進あるのみ、と誓いあい、
「3人で理想の病院を作ろう」と言われた時は、涙が出るほど嬉しかったものです。
本当に実現するのかどうか半信半疑ではありましたが、色々と条件が重なり、犬と猫の皮膚科の設立に参加することが出来ました。
その後、新しいスタッフにも恵まれ、個人的には至らぬところに反省する毎日ですが、皆で、
飼い主様に満足して頂ける診療を目指しています。
女性獣医師として
専門医取得後、本格的に不妊治療を経験しました。結果として授かった身ですから、本当の意味での苦しみは経験していません。
ですが、時間的にも精神的にも金銭的にも大きな負担でした。支えてくれたスタッフや家族がいてこそ継続が可能だったと思います。
また、その後の育児は、これもまた想像以上でしたが、「復帰するまで待っていました」と言って下さる飼い主様に
とても励まされました。専門医は診察以外の仕事も多く、配慮がなされているとはいえ、産休、育休中でもやらねばならぬことが
沢山ありました。仕事と育児の両立に葛藤を覚える毎日ではありますが、共感してくれる村山には感謝をしています。
これから、少しづつではありますが、脂漏や汗の数値化など、専門医として新しい試みも続けていきたいと思っています。
出産・子育てと仕事の両立は、女性獣医師が働き続ける上で避けて通れないテーマだと思います。
今回、私が子育てと仕事の両立について触れるのであれば、子育てとはまた別の意味で大変だった
不妊治療のことに触れないのは不自然だと思い、公表を決めました。
私自身、治療中、同じ立場の人には随分励まされましたが、先に結果を出していく人には感情を押し殺さざるを
得なかったことも事実であり、当時の私のように治療中の先生が読んだらと思うとためらいもありました。
が、勇気をもって、あえて公表することに決めました。
私の実体験と働き方が、若い女性獣医師の皆さんに少しでも参考になり、お役に立てるなら幸いです。
30’s
Keita Mori
森 啓太
プロフィール
獣医師 アジア獣医皮膚科専門医協会
(AiCVD)レジデント 
みなさんこんにちは。犬と猫の皮膚科の森啓太といいます。
普段は勤務医として、皮膚科・耳科の診察をしています。
リクルート特別企画ということで、ここでは勤務医の立場から、犬と猫の皮膚科を紹介したいと思います。
DSDCで働くことになったきっかけ
僕が犬と猫の皮膚科で働くことになったきっかけは、村山先生に出会ったことが一番の理由です。
そもそも当初は、皮膚科への興味はそれほどありませんでした。
僕が働き始めたときは、専門医というのも馴染みがなく、いわゆる「町の獣医さん」になるために
獣医師になったところもあって、一般診療に従事していました。
たまたま当時働いていた病院に村山先生が来られるようになり、診察に一緒に入ったり、研修に参加したり、
空いた時間に話したりしているうちに、皮膚科を診る醍醐味がなんとなくわかってくるようになり、
気づいたらまんまと皮膚科にどっぷり浸かってしまいました。
村山先生が眼科の専門だったら、僕は今ごろ眼科を診ていたかもしれません。
なにがどうなるかわからないものです。おかげさまでなんとか臨床獣医師として10年続けることができました。
皮膚科という職場
皮膚科は視ることと、聴くことがとても大事な科目です。見るではなく視る、聞くではなく聴く、です。
ただ皮膚を見る/話を聞くだけでは、「皮膚が赤い」とか「かゆい」しかわかりませんが、
知識と経験を持って視る/聴くことで、「なぜ赤いのか?」「なぜかゆいのか?」を分析することが出来ます。
なぜ?を分析することで、今後の予測が立ち、これからどうすべきかを考えることができます。
そんなわけで僕らの施設では、じっくりと視る/聴くことができるような空間づくりをしています。
落ち着いた環境で、できる限り時間をかけて話してもらい、動物を観察することを目指しています。
なるべく待ち時間は作らないように気をつけていますが、待ってもらうこともありますね。すいません。
町の動物病院とは少し違った雰囲気のある施設かもしれません。
また、病院によってはミーティングを頻繁にやっているところもあると思いますが、
うちは特にミーティングもないです(診断や治療方針のすり合わせのためのカンファレンスはあります)。
それぞれがバラバラに考えて動きつつ、それが結果として有機的につながって動いているようなイメージを
僕は持っています。同じ職場で働いている以上は、なんとなく通じているものがあるのかもしれませんし、
外から見たら割と似通っているのかもしれませんけどね。そういう方が、僕は性に合っているので働きやすいです。
皮膚科という仕事
村山先生は一見怖そうに見えますが、話してみるとそんなことはないです。
じっくり話を聴きながら、治療方針を考えていることもありますが、
村山先生の大きな笑い声が診察室から聞こえてくることもよくあります。
あと、コラムを読んでいる方はお気づきだと思いますが、子煩悩です。
大嶋先生はかなり細かいところまで考えながら診察していますが、処置や検査はちゃきちゃき進めて、
ご家族との対話に時間をとっています。こちらも診察室が盛り上がっていることがしばしばあります。
あと、甘いものが好きです。
2人とも、膨大な知識と豊かな経験がありながら、それを感じさせないくらいあっさりと診断をつけていきます。
難しいことをあたかも簡単そうにやってのけるのが、本当のプロなんだなあと実感します。
そんな2人を見ていると、自分もご家族から信頼される獣医であれたらいいなと思います。
職場のプチ情報
うちは動物病院としてはかなりきれいな方だと思います。そのあたりのストレスは少ないと思います。
きれい好きな方にはもってこいですね。入院のお世話がないので、割と時間通りに終わります。
土日は診察が混雑しているので残業することもしばしばですが、一般の動物病院に比べれば少ないです。
近くに東京都現代美術館、木場公園、清澄庭園、様々な寺社仏閣、カフェ、スカイツリーなどがあります。
周りの環境がとても良いです。
最後に・・・
ひとくちに「職場」と言っても、合う/合わないがあるのが当然だと思います。
スペックだけでは人は判断できないのと同じで、職場も条件だけでは判断できないでしょう。
うちの環境は僕にとっては良い職場ですが、あなたにとって良い職場かどうかは入ってみないとなんともいえません。
ただまあ、ここまで読んでいただいたのもなにかの縁ですし、
もしよかったら、ものは試しに見学に来てみてはどうでしょうか?
50’s
Nobuo Murayama
村山 信雄
プロフィール
獣医師 博士(獣医学) アジア獣医皮膚科専門医
犬と猫の皮膚科の代表をしています村山です。
普通の病院とは違う、「犬と猫の皮膚科」に興味を持っていただいたことに感謝いたします。
小さな病院ですが、病院に対する想いを少し書いてみたいと思います。
牛と馬からの犬と猫
今回の掲載記事でお気づきかと思いますが、犬と猫の皮膚科に在籍している獣医師は、不思議と10歳ずつ離れています。すなわち自分は53歳、気がついたらめちゃめちゃ年齢を重ねていました。10年後の自分が見えている方ならば、このような回り道はしていないと思いますが、自分は最初から皮膚科を目指そうと思っていたわけでありません。犬と猫の獣医師(すなわち動物病院の獣医師)になるために北海道の帯広畜産大学に入りました。大学の名前からして、触れる機会の多い動物は、そう、犬や猫ではなく、牛や馬でした。色々とご相談をさせていただいていた先生から、「お前の顔は犬や猫向きでない!」と言われ、はい、その通りですと牛や馬の獣医師になりました。「犬と猫の皮膚科」とは全く異なるように思えますが、今でも自分の原点はこの大動物診療(牛や馬の診療)にあると思っています。動物を診るための考え方、さらに農家の方達とのコミュニケーションは、自分の基礎になっていることは間違いありません。いろいろな事情で牛や馬のみを診ていた時期は非常に短かったのですが、この時間は非常に貴重な時間となっています。
皮膚の専門家をめざして
牛や馬を診る獣医師から、犬や猫を診る獣医師へと変わりました。当初は非常に悩みました。悩むというのは病気一つ一つが分からないこともそうですが、農家の方達とのコミュニケーションと犬や猫(その当時は鳥、ハムスター、うさぎなども診ていました)のご家族とのコミュニケーションは違うと感じていたからです。言葉の使い方、自分達とともに生活をしている動物達、まさに家族への想いにしばらく悩んでいた時期がありました。
その後少しずつですが慣れ始めて、ご家族との意思疎通が出来はじめてきていました。一方、その当時は医療の進歩がめまぐるしく(今でもそうですが)、科としても細分化が進んでいたように思います。すなわち内科や外科だけではなく、眼科、泌尿器科、呼吸器科、そして皮膚科など、海外の先生方が自分の興味ある分野、また専門の分野を説得力ある言葉で話をしている機会に触れていると、どう考えても、全てを網羅することは自分には出来ないなと感じていました。その時に、ものを考える、また自分自身も病気としてもっていた皮膚に興味をもち、皮膚科だけを極めてみようと、当時東京にあった皮膚科のクリニックで働くことにしました。
聴くことの大切さと難しさ
皮膚科のクリニックでの仕事は、一般の動物病院とはまた異なる難しさがありました。それはやはりその病院にお越しいただくご家族とのコミュニケーションでした。今もそうなのですが、調子が良くなると自分は非常に早口になります。さらに相手の言葉を聴く余裕がなくなります。一見、上手くいったように思える診療も実は全く上手くいっていなかったということが多々あったように思われます。皮膚科としての知識や技術はもちろんそうですが、皮膚科のクリニックでも、一番難しかったのはやはりコミュニケーションでした。このようなことを書いたら、えっ、そんな動物病院で働きたくないんですけど、そんな動物病院で自分の犬や猫を診てほしくないんですけどって思われるかもしれませんが、この歳になってつくづく感じることは、自分は決してコミュニケーション能力に長けているわけではないなということです。それでも何とか当時は目の前にいるご家族が何を求められているのか、聴くことに努力していました。
さてさて前振りが長くなりましたが、犬と猫の皮膚科はつまりそういう病院を目指しています。嘘偽り無く、お互いの気持ちが分かり合える病院。それは病院スタッフとご家族もそうですが、理想はスタッフ同士に関してもそうです。
犬と猫の皮膚科のトップとして、今、求めていることは、多少不器用でもいいので、誠実に向き合える人と一緒に仕事がしたいということ。決して大きな動物病院ではありません。獣医師が3人、看護師が3人。獣医師や看護師、おのおのの役割のなかで、何をしたら、病院にお越しいただいたご家族が満足出来るかを考えられる人と一緒に仕事がしたいと考えています。決して難しいことは求めていません。最終的にはこのような小さな病院で一緒に働くことが、少なくともハッピーと思えるような環境を目指しています。そんな想いに共感していただける人と一緒に仕事が出来ることを楽しみにしています。
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犬と猫の皮膚科

犬と猫の皮膚科は、2名のアジア獣医皮膚科専門医がホームドクターの獣医師様からのご紹介により二次診療サービスをご提供する皮膚科専門のクリニックです。犬と猫の皮膚科代表:村山信雄
〒135-0023
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